2010年9月29日水曜日

GmailをPOPダウンロード

最近はGoogleApps活用の啓蒙活動に快くお応えいただくサポート会員様が増え、まずはGmailから始めておられます。
とは言え、ウェブメールになかなか慣れない方が当然おられ、今まで使ってこられたアウトルック・エクスプレスと併用出来ないか・・・というご要望が時々入ることがあります。

出来れば、無理してでもGmailのインターフェースに慣れていただく為に、1ヶ月はほぼ強制的にGmailでメールのやり取りをお願いしたいところです。

と言いつつ、アウトルック・エクスプレスと併用出来るようにGmailで受信したメールをクライアント側でPOP受信する方法をここで確認しておきます。


▲まずは、Gmail側の設定をします。
  1. 画面右上【設定】をクリック
  2. 【メール転送とPOP/IMAP】タブをクリック
  3. 【POPダウンロード】で「すべてのメール」または「今後受信するメール」をクリックする。
  4. 【変更を保存】をクリック


次に、メールソフト側の設定をします。

ここでは、アウトルック・エクスプレスを例にします。



▲Outlook Express を起動します。
  • [ツール] - [アカウント] をクリックします。
  • [追加]-[メール] をクリックします。




▲インターネット接続ウィザードが起動します。

[表示名]に「会社名:担当・・・・・」のように分かり易い名称を入れます。



▲電子メールアドレスを入力

サポート会員様の場合は独自ドメインでのGmail活用なので、電子メールアドレス欄には「***@gmail.com」ではなく、ご利用の独自ドメイン「***@abc.com」や「*****@abc.co.jp」となるはずですね。

[account04.jpg]





▲メールサーバーの設定をします。

グーグルのサーバーなので
  • 受信メールサーバー:pop.gmail.com
  • 送信メールサーバー:smtp.gmail.com



▲アカウント情報を入力します。

  • アカウント名:Gmailへログインする際のアカウント名
  • パスワード:Gmailへログインする際のパスワード
このまま「次へ」-「完了」をクリックして一旦終了します。



さて、ここからが大事ですね。


▲作成したアカウントを選択し、右の「プロパティ」をクリックします。




▲[サーバー]タブをクリックし設定内容を調整します。

送信メールサーバーの「このサーバーは認証が必要」をチェックします。
※右の設定ボタンをクリックして送信メールサーバーの設定は不要です。
※サーバー情報に間違いが無いか、ここで今一度チェックします。




▲[詳細設定]タブをクリックし、ポート番号など調整します。

  • サーバーのポート番号
    ・送信メール:465
    ・受信メール:995
  • 送信メール(SMTP)と受信メール(POP)とも「このサーバーはセキュリティで保護された接続 (SSL) が必要」にチェックを入れます。

【適用】-【OK】をクリックして完了です。


今回はアウトルック・エクスプレスを例にしましたが、出来れば他のメールソフトをオススメします。

私は数年前まではアウトルック・エクスプレスを使ってました。
ある時パソコンで作業中にアウトルック・エクスプレスがクラッシュして全てのメールが消えてしまいました。

パソコンのハードディスクが壊れてデータを救出できない時と同じで、一瞬呆然とし冷静になるまで時間が掛かったことを思い出します。

迷惑メールが増えて困っているという話しを皆さんからお聞きすることはよくありますね。

そんなときには[ジャストシステムのShuriken]をオススメしてますね。

今日などは、あるサポート会員様から「サンダーバード」でGmailをPOP受信する方法を質問されました。

サンダーバードも良いかもしれませんね。

いずれにしても、クラウドの時代、ウェブ上でメールを管理し、そのバックアップに使うメールソフトは慎重にセレクトしましょう。